合気道を通じて心身を鍛練し、あらゆる面で広く人類社会の向上をはかることを目標とします。

平成30年度全日本少年少女合気道錬成大会に参加して

■平成30年度全日本少年少女合気道錬成大会に参加して

守清館の少年合気道部は平成15年から多くの子供たちを受け入れ、これまでに本部認定の5級以上を多く取得し、有段者は中高生15歳以上になり4名の有段者を

出しております。小中学生の週2回以上稽古してきた子供たちの多くは1級まで進みますが、多くの習い事や、受験勉強で一時的に休むのではなく、稽古を止め退会してしまうことが多く残念に思ってきました。

その子供たちが今も続けていればみんな、有段者になれ、自信をつかんだと思っています。

現在、東京の守清館の少年少女は10名です。60名所属していたこともあります。いろいろな子供、いろりろな保護者様の思いを受け止め指導してまいりましたが、やはり無理に稽古に参加することは本人にとっても、周りの子供たちにとってもいいことがないと知り、現在は親御さんの希望は尊重しつつ、まずは本人が嫌がっている場合はお断りしてきました。

また、ほとんどの親御さんは稽古を週1回することを希望されるのですが、道場側としては週2回以上をお勧めてまいりました。

今回の守清館の少年部の演武大会参加者は6名で創部以来の最低人数となりました。週2回の子供も週1回の子供もいますが、兎に角合気道が好きで入部依頼、休まない子供たちです。やはり回数は熟達に大きく影響を与えますが、もっと重要なことは継続することです。「継続は、力が出るための最低条件」であると思います。

子供に色々な経験をさせることはいいことですが、兎に角継続できる環境づくり、(親御さんの)心のゆとりが、一番大切だとも痛感しています。私も一人の親として反省した時期がある者です。

現在、有段者になり勿論稽古を続けている子もいますし、中断している子もいますが、皆さん今や青年となり、合気道の有段者であることが自分を支えていると確信しています。

守清館は15年の経験と実績から、大きな目で子供たちを見守っていこうと決意を新たにしています。今回参加した子供たちは稽古を継続する限り有段者に育てると決意し、楽しみに稽古指導に励んでいます。

守清館

 

 

 

日付:2018/07/25 19:11

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