合気道を通じて心身を鍛練し、あらゆる面で広く人類社会の向上をはかることを目標とします。

守清館メモ?(初心者クラス)

・守清館メモ?(早朝初心者クラス)

週一回の稽古にお越しになるAさんは、稽古日数が20日位になられる男性の方です。
週二回の稽古にお越しになるBさんは、稽古日数が40日位になられる男性の方です。
基本の三技は一応覚え、技をどんどん覚えたい時期ですが、今はいい受身のとり方を練習しています。体の中心(臍下丹田)と軸足の足裏の線を結んでの受身の稽古です。この時期にいい加減な受身をとってしまうと、合気道自体の楽しみが半減してしまいます。また、一回の稽古の半分の時間は受身を取っているわけですから、体の出来方も半減してしまいます。

受身といいながら、本来「攻撃をかける側」なので、一番難しい基本なわけです。このことを十分に理解した人だけが、合気道がうまくなるコツを掴んだともいえます。今日は、お互いに片手取りの四方投げの受身、正面打ち一教の受身を徹底してやりましたが、少し感覚がつかめたようで、大きな前進が見られました。

一般稽古では、相手に翻弄され、本来の自分の意識がしっかりしないまま稽古が終わってしまうことがままありがちですが、初心者クラスはそうした点でとても価値があると
再認識することができた今日の稽古でした。

日付:2011/11/01 12:01

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