合気道を通じて心身を鍛練し、あらゆる面で広く人類社会の向上をはかることを目標とします。

守清館メモ(平成25年 謹賀新年)

■守清館メモ(平成25年謹賀新年)
あけましておめでとうございます。
今年の目標は昨年同様「しっかり、たつ」です。
それに加え、さらに「しっかり、たつ」ために
昨年はあまりできなかった「太刀すじ」による体の使い方を研究していきたいと思います。
その為には、蛇のような執念、あきらめない努力による更なる前進に挑戦して参りましょう。

仲間作りも大切にしていきたいと思います。合気道は初段からがスタートです。また、会員の
方を正しく導く責任は指導者にあります。
本当に正しい指導をしているのかを自問自答しながら、会員一人ひとりの個々の特徴を理解し
基本のあり方を伝えながら、きちんとした的が外れていない合気道家を育てていければとと
模索して参りたいと思います。

会員あっての指導者、指導者あって会員のチームワークを合気道の毎回の稽古を通じて培って
いきたいと思っております。
守清館一人ひとりの会員が、かけがえのない方です。

楽しみな一年がまたいよいよ始まりました。
よろしくお願いいたします。

守清館 溝口

■守清館メモ(平成24年謹賀新年)

あけましておめでとうございます。
今年の目標は「しっかり、たつ」です。

昨年はじめた「杖」の単純明解な素振りから、いかに今迄全身を使って半身での杖の振り落としの教えに気づいていなかったかを「杖」(棒)に教えていただきました。

「31杖」は31での覚え方で、その組杖は相対の中での、流れの中にある素振りの変化の基本動作の連続で、合気道の「体捌き」の原点の一つだと思います。

大変、奥が深い。何が深いかというと体術の中で自分のからだを十分に使いきっていないことを限りなく悟らされます。合気道の体術の原点の一つに「体の骨組み」の使い方があります。これは、スキーやスケートなどをはじめ、全てのスポーツ、芸能、芸術につながる原点だと思います。

私達は、「体の骨組み」でたっています。それを筋肉が支えています。
その「たち方」で筋肉のつき方も変わります。そして動きも変わります。

合気道の杖術が重要か否かというより、謙虚に「棒の筋」の教えに聴く力を持とうとすれば、自分の「体+心」の思い込みをほぐし導いてくれる
自然の力を感じます。

押す(突く)、引く(抜く)の両方の動きが同時に自然にでてきます。
太刀は更に、自分の思い込みを解きほぐす、太刀の教えがありそうです。

心と体は別々のものではないということを、更に合気道から教えていただく年なりそうです。

日付:2013/01/01 00:00

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